弁護士
木嶋 洋平

木嶋洋平

ご挨拶

 2013年の弁護士登録以来、企業内弁護士(インハウスロイヤー)からキャリアを開始し、以後、特に製薬企業をはじめとするヘルスケア企業へのコンプライアンス支援を中核として、国際的な企業法務を中心に対応してまいりました。また、当事務所に所属してからは、労務案件やその他多様な個人案件にも従事させていただいております。

 ヘルスケア企業の関係では、2013年から2018年まで内資系大手製薬メーカー法務部及び外資系製薬メーカーの法務・コンプライアンス部長として勤務し、新薬の研究開発から生産、製造販売の法務支援のほか、一般用医薬品のマーケティング、IT部門の支援、国際仲裁・紛争解決、M&A、ライセンス、アジア展開、米国特許訴訟、内部通報対応など幅広い業務を担当しました。2019年に、製薬企業のコンプライアンス支援に特化したコンサルティング会社である「ファーマ・インテグリティ株式会社」を設立後は、特に医薬品のプロモーションにおけるコンプライアンス(広告規制、利益供与・贈収賄、薬事規制など)に関するコンサルティングに従事するとともに、医薬品企業法務研究会(医法研)のコンプライアンス研究部会のアドバイザーも務めています。また、事務所の弁護士としても数多くの訴訟や企業からの相談案件を担当するとともに、大手外資系医薬品メーカーや医療機器メーカーへの出向、製造不正や臨床試験に関する不正調査などにも従事させていただきました。これらの業績が認められ、2023年にはPhama Tech Outlook社より” Top Pharma Compliance Solutions Provider in APAC 2023”に選出いただきました。

 その他、ヘルスケア企業に関わらない多様な国際法務に従事するほか、日常の契約書レビューや翻訳などにも対応させていただいております。さらに、近年では生成AIのヘルスケア分野への応用などをはじめとする先端的法務の分野にも力を入れております。

 個人の関係では、東京圏雇用労働センター(TECC)の相談員をはじめとして、特に内部通報案件や労務案件、その他様々な案件に積極的に関与させていただいております。

 上記のように、従事する業務内容は多種多様ですが、すべての基礎は弁護士の「信用」とクライアントの「信頼」であると考えており、それぞれの業務の特質を踏まえ、常にテイラーメイドのサービスを提供するように心がけております。特にヘルスケア業界においては、様々な専門家とのネットワークがございますので、ご相談いただければ、クライアントのニーズに可能な限り合致したソリューションを提案させていただきます。今後とも何卒どうぞよろしくお願い申し上げます。

略歴

昭和60年8月生 福島県出身
平成16年 福島県立会津高校卒
平成20年 京都大学法学部卒
平成22年 米国コーネル大学ロースクール(LL.M.)修了
平成23年 早稲田大学大学法科大学院修了 同年司法試験合格
平成24年12月 弁護士登録(東京弁護士会)
平成25年1月 日本組織内弁護士協会(会員)
平成27年6月 米国ニューヨーク州弁護士登録
平成31年3月 弁護士登録 変更(第二東京弁護士会)
令和5年9月 “Top Pharma Compliance Solutions Provider in APAC 2023” (Pharma Tech Outlook社) 受賞

職歴等

平成25年1月~平成29年6月まで エーザイ株式会社 法務部(リーガル・カウンセル)
平成29年7月~平成30年12月まで CSLベーリング株式会社 法務コンプライアンス部(部長)
平成31年1月~令和3年4月 新四谷法律事務所(アソシエイト)
平成31年1月~ 医薬品企業法務研究会コンプライアンス研究部会(アドバイザー)
平成31年3月~ ファーマ・インテグリティ株式会社(創業取締役/シニアコンサルタント)
平成31年4月~ 東京圏雇用労働センター(TECC)(相談員)
令和3年4月~令和4年3月 GIT法律事務所(カウンセル)
令和3年7月~同年12月 大手外資系医療機器企業(出向)
令和4年4月~ 新四谷法律事務所(カウンセル)
令和4年12月~ 大手外資系製薬企業(出向)

著書・論文等

・医療用医薬品広告規制ハンドブック 第2版(薬事日報社、編著、2024年)
・医療用医薬品利益供与・贈収賄規制ハンドブック(薬事日報社、編著、2021年)
・製薬企業におけるコンプライアンスの実現(薬事日報社、共著、2019年)
・Q&Aで分かる業種別法務 医薬品(中央経済社、共著、2024年)
・Q&Aで分かる業種別法務 医療機器(中央経済社、共著、2024年)

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