弁護士
田中 和義
ご挨拶
昭和も終わろうとするときに弁護士になり、勤務弁護士として6年間経験を積みました。勤務先では、金融・知財関係を中心にあらゆる分野の案件を先輩方の指導の下、経験させてもらいました。個人的には、弁護士会や各自治体・団体が主催する法律相談(一般案件のほか、離婚・相続等の家族法関係・不動産関係・医療事故・労務等の専門分野)を積極的に引き受けるようにし、この時の経験が後々まで生きたと感じております。
平成6年に独立し、その頃から顧問先も多種多様になり、新しい分野の相談或いは訴訟対応を求められましたが、弁護士会・大学・高校の先輩方、時には同輩・後輩の指導・助言を受けながら、常に弁護士なりたての頃の初心を忘れずに対応してまいりました。
人は誰しも、自分の専門外(知識のない分野)については、程度の差こそあれ無知であり、問題に直面すれば不安を感じます。たとえちょっとしたアドバイスであっても、それはその人にとっては大きな安心になり、前に(次に)進んでいけます。自分は法律の専門家としてその手助けをしたいというのが私の初心の一つです。
ただ手助けをするためには、自分が弁護士としての力(技術・知識・経験)を持たなければならず、自分のこれまでの経験は全てそのためといえます。近時は社会も大きく変化し、自分にとって未経験な新しい分野も増えてきました。また最近扱った都市再開発案件、数種のM&A案件では、他業種との連携も重要でした。今後も他弁護士との連携、他士業との連携、他専門職種との連携を巧く取り入れていかなければならないと考えております。
新四谷法律事務所のメンバーとは、長きにわたり、多くの案件を共同処理してまいりましたが、今後は更に密な連携をするために、私もその一員に加えてもらうことにしました。今後はこれまで以上に幅広い分野で皆さんのお役に立てるよう、力を尽くしていきたいと思います。
略歴
昭和31年6月生 鹿児島県出身
昭和50年3月 鹿児島県立鶴丸高等学校卒業
昭和56年3月 慶應義塾大学法学部法律学科卒業
昭和60年10月 司法試験合格
昭和61年4月 最高裁判所司法研修所入所(40期)
昭和63年3月 同退所
同年4月 弁護士登録(東京弁護士会)中島法律特許事務所入所
平成6年6月 銀座新総合法律事務所入所(パートナー)
平成9年8月 田中和義法律事務所開設
令和6年4月 新四谷法律事務所入所(パートナー)
職歴等
平成2年4月~平成6年3月 全国信用金庫連合会 研修顧問
平成8年度 東京弁護士会常議員
平成8年度 日本弁護士連合会代議員
平成8年4月~平成10年4月 弁護士研修センター運営委員(東京弁護士会)
平成8年10月~平成15年12月 株式会社整理回収機構(前身含む) 特別回収部顧問
平成11年1月~平成31年12月 鑑定委員(東京地方裁判所 借地非訟部)
平成11年4月~平成11年5月 弁護士倫理特別委員(東京弁護士会)
平成13年4月~平成14年6月 税務特別委員(東京弁護士会)
平成15年度 関東弁護士連合会理事
平成15年9月~平成30年8月 住宅紛争審査会紛争処理委員(東京弁護士会)
平成17年3月~ 株式会社ビーアイク 監査役
平成17年4月~ 株式会社日経映像Gコンプライアンス委員会委員(外部通報窓口)
平成18年4月~平成22年3月 綱紀予備委員(東京弁護士会)
平成19年10月~ 特別区競馬組合個人情報保護運営審議会委員
平成20年1月~ 株式会社ニューシティコンサルツ 監査役
平成21年10月~平成26年9月 東京都北区情報公開・個人情報保護制度運営審議会委員
令和3年4月~ 株式会社トミー精工Gコンプライアンス委員会委員(外部通報窓口)